紺野道昭通信

Ⅳ.理念・言葉・意味を問う④ 正しいことを正しく(定期発信-Vol.256)

「正しいことを正しく行う」

 

簡単なようで簡単ではありません。

経営の現場では、何が正しいのかが、すぐに分からない場面もあります。

お客様からすると、無理を聞いてくれる会社が正しいのか。

社員の側では、無理な仕事を断る会社が正しいのか。

視座を地域社会にまで拡げれば、また異なるでしょう。

それぞれに言い分があります。

 

私にとっての正しさとは、社会通念に照らし恥ずかしくないことです。

当社では、このような考えをまとめたハンドブック「こんの玉手箱」を全社員に配布し、入社時の読み合わせに加え、定期的に行う理念研修の教材としても活用しています。

もちろんそれだけで、全員に正しく伝わることはありません。

それでも何もしないよりはいいと思います。

言葉にして何度も何度も確認する。

その積み重ねで、会社の物差しが少しずつ揃っていくのだと思います。

 

うまくやれば儲かる、という話に出会うことがあります。

この「うまくやれば」が怖いのです。

そこに知恵や工夫があるならいいのですが、ごまかしや、胸を張って説明できないことがあるなら、絶対にやってはいけません。

 

お客様は大切ですが、神様ではありません。

理不尽な要求を受け入れ続けることで社員が疲弊し、現場が壊れていくなら、断るべき仕事もあります。

一方で、こちらに非があるときは、きちんと謝らなければいけません。

対応が遅れたなら、相手が怒るのも当然です。

どのような場面でも、人を待たせたままにすることは、相手の時間を軽く扱うことになるからです。

 

正しさとは、自分にだけ都合よく使う言葉ではありません。

それではただの言い訳です。

一方で相手に押しつけるのみでは、ただの正論です。

大事なのは、自分も痛みを伴う場面で、正しい方を選べるかどうかです。

 

最後に。

利益は大事です。

利益がなければ社員を守れませんし、未来への投資もままなりません。

ただ利益一辺倒では、いつか曲がります。胸を張れる選択と、儲かる選択がずれたとき、どちらを選ぶのか。

そのときに、その会社の本当の姿が見えてきます。

 

※生成AIで作成

 

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