「正しいことを正しく行う」
簡単なようで簡単ではありません。
経営の現場では、何が正しいのかが、すぐに分からない場面もあります。
お客様からすると、無理を聞いてくれる会社が正しいのか。
社員の側では、無理な仕事を断る会社が正しいのか。
視座を地域社会にまで拡げれば、また異なるでしょう。
それぞれに言い分があります。
私にとっての正しさとは、社会通念に照らし恥ずかしくないことです。
当社では、このような考えをまとめたハンドブック「こんの玉手箱」を全社員に配布し、入社時の読み合わせに加え、定期的に行う理念研修の教材としても活用しています。
もちろんそれだけで、全員に正しく伝わることはありません。
それでも何もしないよりはいいと思います。
言葉にして何度も何度も確認する。
その積み重ねで、会社の物差しが少しずつ揃っていくのだと思います。
うまくやれば儲かる、という話に出会うことがあります。
この「うまくやれば」が怖いのです。
そこに知恵や工夫があるならいいのですが、ごまかしや、胸を張って説明できないことがあるなら、絶対にやってはいけません。
お客様は大切ですが、神様ではありません。
理不尽な要求を受け入れ続けることで社員が疲弊し、現場が壊れていくなら、断るべき仕事もあります。
一方で、こちらに非があるときは、きちんと謝らなければいけません。
対応が遅れたなら、相手が怒るのも当然です。
どのような場面でも、人を待たせたままにすることは、相手の時間を軽く扱うことになるからです。
正しさとは、自分にだけ都合よく使う言葉ではありません。
それではただの言い訳です。
一方で相手に押しつけるのみでは、ただの正論です。
大事なのは、自分も痛みを伴う場面で、正しい方を選べるかどうかです。
最後に。
利益は大事です。
利益がなければ社員を守れませんし、未来への投資もままなりません。
ただ利益一辺倒では、いつか曲がります。胸を張れる選択と、儲かる選択がずれたとき、どちらを選ぶのか。
そのときに、その会社の本当の姿が見えてきます。
※生成AIで作成